ふるさと納税のシュミレーションが違う？住宅ローン・医療費控除に注意！

2000円の自己負担だけで、日本全国好きな自治体の返礼品が頂けるとあり、大人気のふるさと納税。
通常利用する際には、自分の年収等を納税サイトのシュミレーションに入力し、大体の金額を目安に寄付する方が多いと思います。

ところが、これ、思わぬ落とし穴があります！
シュミレーターは機械なので、あなたの個々の事情は汲み取れませんよ～！
そこで、シュミレーションをする際には、必ず自分で気を付けなければならないポイントがあります！


今回は「ふるさと納税でシュミレーションが違う？住宅ローン・医療費控除に注意！」と題しまして、

以上４つのタイトルで、ファイナンシャルプランナーの私が深堀りしていきます。
特に、出産したママさんや、医療費控除・住宅ローン控除等を申請予定の方は必見の内容となっています。
どうぞ最後までお付き合いください。

「ふるさと納税便利ガイド」には、返礼品の口コミからＱ＆Ａまでがすべてまとめてあります！
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ふるさと納税でシュミレーションが違う理由は？住宅ローン控除に注意！

一般的に、ふるさと納税をする際には、納税サイトを利用する方が多いですよね。
この時、サイトの簡易シュミレーションにパパっと年収を入れて、ふるさと納税の上限金額を参考にされる方が大半かと思います。

大変便利なシステムですが、ここに大きな問題が！
この場合、このシュミレーターはあなたの個々のケースまで考慮してくれません。

つまり、あなたが医療費控除をする予定であることや、住宅ローン控除を申請すること、あるいは今年定年退職したこと等は把握していません。
これらは、ふるさと納税の上限金額を大きく左右するにも関わらずです！

もちろん、わざわざ「医療費控除しますか？」などと向こうから聞いてくれることもありません。
すると、どうなるか・・・？
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ふるさと納税できる金額に大きなズレが生じるのです。
たいていの場合、上限金額を超えて寄付をすることとなり、ふるさと納税の恩恵である、税金の控除やお得な返礼品を受けられなくなってしまいます。

もちろん寄付をすれば、手元に返礼品は届きますが、返礼品の価格は寄付金額の3割以下のものと規定があります。
例えば、1万円を寄付しても、3千円以下の返礼品しか頂けませんので、わざわざ高い買い物をしているのと同じになってしまう訳です。

ふるさと納税のシュミレーションを正確にするたった一つの方法とは？

では、「シュミレーションが違っていた～！」「限度額上限超えたー」と、ならない為にはどうしたらよいのでしょうか？
たった一つの大きなポイントは・・・

納税サイトにもよりますが「簡単シュミレーション」の他に、「詳細シュミレーション」（名称は各サイトにより異なる）が用意されていることが多いかと思います。
この「詳細シュミレーション」を選択することで、シュミレーションに影響を与えるご自身の状況を、細かく入力することが出来ます。

例えば、住宅ローン控除や医療費控除、そして退職された方なども、個々のケースについて入力ができるようになっているはずです！

でも、なぜこれらの条件が上限金額に影響するんでしょうか？
さっそく次の章で見ていきましょう！

ふるさと納税に住宅ローン控除や医療費控除・退職が影響する理由とは？

上の章でも説明した通り、定年退職した人、住宅ローン控除を利用する人や医療費控除を申請する人はきちんとシュミレーションをした上でふるさと納税をしないと、恩恵を受けられる金額以上の寄付をしてしまう可能性があります。

ここからは少し難しい話になりますが、なぜ「定年退職」「住宅ローン控除」「医療費控除」が、ふるさと納税との併用で上限額に影響を与えるのか？について、順に説明していきましょう！

定年退職した人

●退職金にかかる税金の徴収方法は通常とは異なり、やや複雑になります。
退職金には所得税・住民税がかかりますが、そのうちの住民税は退職金の支払いのあった年の徴収となります。
したがって、翌年の住民税の控除を期待して多額のふるさと納税を行うと、上限を超えてしまう可能性があります。

●退職後は年収が大きく変わる、あるいはゼロになりますから、今まで通りのふるさと納税をしても、それまでと同じ寄付金控除の恩恵は受けられない可能性があります。
慎重なシュミレーションが必要です。

住宅ローン控除・医療費控除を利用する人

●住宅ローン控除や医療費控除を申請すると税金が控除されるので、その分ふるさと納税の上限金額は減ります。
シュミレーションの際にこの控除分も考慮して計算しないと、正しい金額が出てきませんので、注意が必要です。

●「ワンストップ特例制度を利用して、手軽にふるさと納税を」と考える方は多いと思いますが、住宅ローン控除の1年目と、医療費控除を利用する場合、確定申告は必須となります。
ワンストップ特例制度は利用できませんので、注意が必要です。

おすすめのふるさと納税サイトは？FPの選ぶ７選をご紹介！

今回はふるさと納税のシュミレーションについて解説してきましたが、最後に、おすすめのふるさと納税サイトをご紹介しておきますね。

つい、いつも利用しているサイトで注文しがちですが、たまには違うサイトを利用してみると意外に使い勝手が良いものや、好みの返礼品を見つけることができるものですよ～！

上で述べたシュミレーションについても各社異なりますので、ぜひご参考になさってくださいね～！

おすすめふるさと納税サイト①＜楽天ふるさと納税＞

まずは私も利用している、楽天市場の楽天ふるさと納税。
こちらはとにかく返礼品の種類が豊富なのと、楽天ポイントが貯まるのが特徴です！
ふるさと納税で税金が控除される上に、買い物同様に納税でもポイントが貯まる、使えるとはダブルでお得ですね！
きっと皆さんが一番気になる「人気ランキング」にリンクを貼っておきますね！
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楽天市場のランキングを見てみる

おすすめふるさと納税サイト②＜ふるさと納税ニッポン＞

こちらの特徴は、発売部数No.1の雑誌「ふるさと納税ニッポン！」に連動していると言うこと。
Amazon税金ランキングで毎年1位獲得！
老舗のクチコミサイトであり、ふるさと納税ユーザーのリアルなクチコミが満載なので、見ていてとても参考になりますよ。
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おすすめふるさと納税サイト③＜さとふる＞

こちらはテレビのＣM等でご存じの方も多いかもしれませんね～。
●マイページで配送時期と配送状況がわかる。
●さとふるが配送管理しているため返礼品の到着が早い。(最短1週間)
この2つが大きな特徴です。
お礼品レビューが豊富なので、みんなの感想を参考に返礼品を選ぶことが出来ますよ！
お得なキャンペーンもよく開催しているので、チェックしてみて下さいね。
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おすすめふるさと納税サイト④＜ポケマルふるさと納税＞

こちらは日本最大級の産直サイト「ポケットマルシェ (ポケマル) 」が運営するふるさと納税サイト。
生産者が心のこもった返礼品を自身で登録しているため、返礼品が速く届きます。（申込から発送まで平均4.5日。2021年9月時点）
他のサイトには登録されていない返礼品が多数あり、 訳あり、傷ありなど、家庭用の返礼品も豊富。
生産者さんと直接やりとりが出来るのが大きな特徴です。
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おすすめふるさと納税サイト⑤＜ふるさと本舗＞

こちらは、全国の美味しい特産品に特化しています。
ブランド和牛やカニ、シャインマスカットなど、普段はちょっと手が出せない美味しい特産品を取り揃えています。
また、寄付をするとAmazonギフト券が当たるキャンペーンなどが充実していて、とってもお得！
さらに、定期便が充実しているのも嬉しいですよね。
今なら特別キャンペーンでさらにお得ですよ～！
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おすすめふるさと納税サイト⑥＜ふるなび＞

TVCMでおなじみのふるなびは、他のサイトには珍しい家電の返礼品が多いことが特徴！
また、寄付金額に応じたAmazonギフト券やPayPay残高がもらえるので、高額の寄付をする方も多いのだとか。
もちろん、食品をはじめとした返礼品も充実しています！
2021年には3年連続で『利用者満足度』『利用者メリット』『注目のふるさと納税サイト』の3冠を達成しており、安心して利用できますよ～！
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おすすめふるさと納税サイト⑦＜ふるさとプレミアム＞

「ふるさとプレミアム」は、返礼品の選びやすさをトコトン追及したふるさと納税サイトです！
家電、パソコン、お米、ビール、お肉など、魅力的な返礼品を扱う自治体だけを厳選してご紹介!
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まとめ

今回は「ふるさと納税でシュミレーションが違う？住宅ローン・医療費控除に注意！」と題しまして、

●ふるさと納税でシュミレーションが違う理由は？住宅ローン控除に注意！
●ふるさと納税のシュミレーションを正確にするたった一つの方法とは？
●ふるさと納税に住宅ローン控除や医療費控除・退職が影響する理由とは？
●おすすめのふるさと納税サイトは？FPの選ぶ７選をご紹介！

以上４つのタイトルで深堀りしてみました。

上手に利用すればとってもお得なふるさと納税。
ぜひ活用して、物価上昇の続くこの時期を上手に乗り切りたいものですね！
最後までのお付き合い、ありがとうございました。

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